2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「黒いハンカチ」小沼丹 創元推理文庫 「眠る盃」向田邦子 講談社文庫(再読) 「触れもせで」久世光彦 講談社文庫 「ビールと古本のプラハ」千野栄一 白水Uブックス 「ここがホームシック・レストラン」アン・タイラー 文春文庫 「古本道場」角田光代・岡…
この日記は、(いちおう)読書日記なので、その月に読み終えた本を月末にリストにしておいてあります。月末のリストを作るために、読み終えたら無印で買ったノートに、タイトル、著者名、出版社名をとりあえずメモしておくんだけど、そのメモを見ながら思う…
眠る前に読む本は、小難しいものよりは楽しいものを。涙が出てきちゃうものや、考え込んじゃうような深刻な物語よりは、できればクスっと笑えるぐらいのものがいい。そう思ってここのところは千野栄一『ビールと古本のプラハ』(白水Uブックス)を読んでいた…
髪を切りに美容院に行く。ハタチのときからずっと同じ人に切ってもらっているからもう20年近く。3ヶ月に1度とかその程度しか会わない薄い付き合いだけど、長さだけはだんなさんよりも長い。すごいことです。で、場所が原宿なので、帰りは話の種にと思って東…
ケーブルテレビ「シネフィル・イマジカ」でやっているエリック・ロメール特集は録り貯めしながらすこしづつ消化中。昔観て好きだった『友達の恋人』『緑の光線』『クレールの膝』は今回見てもやっぱりいいな、と思うし、この特集ではじめてみたなかでは今の…
前日、久世光彦が向田邦子のことを書いた『触れもせで』をブックオフで買ったので、なんとなく向田邦子を読み返したくなり、うっかり『眠る盃』をカバンに入れてしまったのが失敗のもとだったかもしれない。朝の電車のなかで最初から順番にページを繰ってい…