2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月

「ずっとお城で暮らしてる」シャーリー・ジャクスン 創元推理文庫 「プラトン的恋愛」金井美恵子 講談社文庫 「抱擁家族」小島信夫 講談社文芸文庫 「ブリージング・レッスン」アン・タイラー 文春文庫 「あのころ、私たちは大人だった」アン・タイラー 文春文…

峠のわが家

父の命日なので週末は実家に帰る。N700系の新幹線に乗れなかったのは残念。しかし、久々に従兄(新婚!)にも会えたし、処分したと思っていた本がダンボールから出てきたし、猫は元気になってるし、よかったよかった。

目まいのする読書

体調を崩したので会社を休んで家でごろごろ。ベッド脇に「ちょこちょこ読み」用の本を何冊かおいてあるので、布団にもぐりこんだまま適当にページをめくり、疲れると少し眠り、また起きては続きを読んだり別の本に変えたりして一日が過ぎた。堀江敏幸『アイ…

アル中ハイマー

だらだらとすっかりだらけた連休。暑いといってはテキーラのソーダ割りを飲み、自転車に乗って汗を流したといってはビールを飲み、涼しくなったといっては熱燗を飲んだ。その合間の読書は、山田風太郎『あと千回の晩飯』(朝日文庫)。朝日新聞の連載も読ん…

野武士はもうおらん

暑いので出かける気にならない。ケーブルTVで黒澤明監督『七人の侍』をやっていたのでついつい観てしまう。ここのところ日経新聞の日曜美術面で黒澤明監督が特集されている。『天国と地獄』で、身代金受け渡しの場面に映る民家の屋根が邪魔だからといって「…

折り返しは回送電車

茶道部のお稽古に行く前に本屋さんに寄る。会社近くの1軒目でとりあえず『ku:nel』を買ったけどいちばん買いたいものがない。仕方なく電車に乗って東京駅で途中下車。丸善まで行ったらようやくありました。まだ棚に並べる前のワゴンに詰まれた状態で、到着…

振り返れば友がいる

やる気の出ない連休明けは楽しい本がいい。ということで遠藤周作『狐狸庵交遊録』(河出文庫)を読む。面白い。ちょっと前に読んだ吉行淳之介の『懐かしい人たち』(ちくま文庫)や、同じく吉行の『定本・酒場の雑談』(集英社文庫)と重なる部分もあって、3…

バナナフィッシュにうってつけの日

暑い。風が吹いているけどドライヤーの熱風のよう。暑いなあ。一度涼しくなっただけに暑さがぶり返すと体が気温の変化についていけない。とりあえずビールでも飲んで本でも読もう。原宿のブックオフ(この9月に閉店するらしい。残念)で買ったばかりの、本の…

過ぎてしまったことは元には戻らない

昨日は友達と夜遅くまで飲みすぎた。だんなさんのあきれたような視線がイタイ。朝ごはんに最近ちょっと気に入っている「チチヤス低糖ヨーグルト」を食べる。寒天で固めた昔ながらの味が疲れた胃にぴったり。三連休は何も予定がない。庭に出たら、山茶花に毛…

Breathing lessons

安倍さんは辞任するし、相撲協会は杉山アナウンサー(元)を出入り禁止にするし、なんだかなあ。アン・タイラー『ブリージング・レッスン』(文春文庫)を読んでいるんだけど、政治とか社会の動きとはまったく関係のないところで、中年おばさんの主人公マギー…

Love Autumn from Canada

昨晩はマツタケご飯を炊いたので今日はその続きを食べる。自分で言うのもなんですが、うまい。日本産は高すぎて当然買えないのでいつもカナダ産で。マツタケご飯にするなら韓国産よりもずっと香りがいい、と母に教えられて以来、我が家のマツタケご飯はカナ…

ツッツッと

きのうは出産を期に退社を決意した同期の送別会。10人ほど集まった女子の8割は既婚で、そのなかで産んでいないのは私だけだった。お母さんになった同期の話を聞くといつも「たくましいなあ」と感心する。たくましさにおいてはまったく他の誰よりも欠けている…

長い長いプラトン的恋愛の話

せっかく快適な気温になってきたと思ったら台風の接近でひどい湿気。会社でもぱっとしないし、気分転換にブックオフに寄る。 「ブリージング・レッスン」アン・タイラー 文春文庫 「みいら採り猟奇譚」河野多恵子 新潮文庫 「プラトン的恋愛」金井美恵子 講談…

I have always lived in the house

体調を崩して土日はずっと寝てばかりだった。朝ごはん食べてちょっとテレビ観て、お昼ご飯食べたら夕方まで眠って、夕飯を食べたらまた眠ってという極楽とんぼのような生活を二日間。ケーブルテレビではスカーレット・ヨハンソン特集をしていたので『マッチ…