2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

5月

「センセイの書斎」内澤旬子 幻戯書房 「ブラフマンの埋葬」小川洋子 講談社文庫 「楽しみと日々」金井美恵子・金井久美子 平凡社 「銀座界隈ドキドキの日々」和田誠 文春文庫 「細谷巌のデザインロード69」細谷巌 白水社(再読) 「映画的なあまりに映画的…

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連日のように「飲んだくれて」いるし、早く家に帰れば「ジロ」に熱中してしまうので、ちっとも読書が進まない。昨日と今日は会社帰りの用事ついでに松坂屋銀座店の地下にあるインテリアショップ「ファインリファイン」に寄り、「ユトレヒト」プロデュースの…

24時間前の Happy Birthday

ここのところ毎晩のように自転車レース「ジロ・デ・イタリア」のライブ放送を観てる。特に昨日は大きな峠を二つ越えたあと、急な斜度の山頂でゴールするという、ここ一番の難関ステージだったので観戦にも力が入る。「ツール・ド・フランス」にハマって以来…

偶然の読書

夕飯の食材を買いにスーパーに行って店内をうろうろしているところにだんなさんから「食事を済ませて帰る」メールが。うーん。日曜の夜にほそぼそと食べるのもツマラナイし、せっかく買出しにきたんだからと思ってお肉を奮発。ワインとチーズも用意してひと…

読書と鉄道

今日は立ち読みじゃなくて座り読み。会社に置いてあった『銀座百点』(5月号)をお昼休みに自席で読む。関川夏央×酒井順子×原武史の巻頭座談会「旅の目的は乗車にあり 〜鉄道好きの列車礼賛〜」が面白かった。”鉄ちゃん”と思われたくなくて、ローカル線に乗…

文学全集

会社から一番近いコンビニの一角に最近書籍コーナーができた。以前あった本屋さんがつぶれた場所までコンビニが拡大したせいかもしれないし、このあたりには本屋さんもないのか、と近隣の会社が要望したのかもしれない。どっちにしても立ち読みの選択肢が広…

Girls with glasses

いつものことだけど、月曜日はやる気が出ない。お昼休みに同僚とそんな話をしていたら「じゃあ、いつならやる気が出るのか」ときかれ、答えに窮す。要するにいつだって会社の仕事に前向きじゃないのだ。午後になればとか、水曜日になればとか、そんな問題じ…

薔薇の樹の下で

木曜日は日本酒とお刺身で、金曜日は焼酎と一夜干で遅くまで飲む。飲めるメンバーばかりの楽しい飲み会だと、ついつい遅くまで過ごしちゃうのよね。今日は天気も悪いし、宴会疲れがたたってお昼ごろまで布団に包まってぬくぬくを決め込む。飲みすぎた翌日の…

行きつ戻りつ

だんなさんの誕生日。帰り道にケーキを買う。私は父親譲りで甘辛両方「いけるくち」。そんな私につられたのか、というよりもともと素質があったんだと思うんだけどだんなさんもお酒を飲みながら甘いものを食べられるように。夫婦ってだんだん似てくるって言…

お楽しみは「ぼく」からだ

引き続き「一箱古本市」で購入した本を読む。今回は和田誠『銀座界隈ドキドキの日々』(文春文庫)。デザイン業界を中心とした60年代の活気がすごい。そして芋づる式の友達の輪がすごい。仕事と遊びと分け隔てなく毎日が楽しさでいっぱいの様子がストレート…

映画は女である

淀川長治・蓮見重彦・山田宏一の鼎談本『映画千夜一夜』で、蓮見さんが「山田さんは悪女が好きですから」と断言し、その山田さんがミレーユ・ダルクに会ったときの印象を「目がくらむばかりの美しさで、いい女でした(笑)」と言うと、淀川さんに「その「い…

置き土産

母と私がお互いの家を行き来するときは、たいてい新幹線経由。というか、新幹線以外の乗り物(飛行機とか車とか)を使ったのはまだ一度もない。新幹線とその後の乗換えを含めるとたっぷり3時間はかかるので、大体の場合、母は「来るときに読みきっちゃった」…

澁澤のいた場所

雨のGW最終日。家に閉じこもっていたい気持ちになったけど、気を取り直して埼玉県立近代美術館の『澁澤龍彦−幻想美術館』展に行く。雨にぬれて緑が濃くなった公園を抜けて美術館へ。巌谷國士の講演会は聴けなかったけど、展示は良かったなあ。とりわけ、澁…

風邪とともに去りぬ

お昼過ぎ、久しぶりに銀座方面へドライブする。銀座に出る前に御徒町に寄り道して自転車用のウェアを買い、湯島天神にちょっとお散歩。銀座でお昼ごはんとも夕飯ともつかないような食事をして、腹ごなしをかねて「ブリヂストン美術館」へ行く。だんなさんは…

5月は恒例行事で始まる

母を連れて「あしかがフラワーパーク」に行く。ここは3年前にもきたけど、藤がたいへんすばらしいのだ。種類もあるけど、なんといっても3本ほどある大木の藤が見事。今日は雨が混じるあいにくの天気だったし、ここ数日の寒さで満開にはちょっと早かったけど…